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2012年2月 6日 (月曜日)

【予測危機】シリーズ開始

前回記載した通り「予測できた危機をなぜ防げなかったのか?」(マックス・H・ベイザーマン、マイケル・D・ワトキンス著、東洋経済新報社)を読んでいるが、ようやく1回目を終えて2回目に入った。リスク管理面で企業にとって、そして国家にとって重要なテーマを扱っている。とりあえずこの段階の報告をさせていただきたい。

 

この本のテーマは国家、組織の危機を回避したり、重大な問題を解決するためのリーダーシップ論だ。その特徴は以下の通り。

 

  • 過去の危機を分析すると予め予測できていたものが多いと考えている。
  • 危機が分かっても対応(回避・解決)できなかったのは人間の特質、組織的要因、政治的要因がある。
  • これらを理解して危機を識別し具体的な対応行動に結びつける方法をリーダーに示し、リーダーに勇気を持つことを求めている。

 

こういう内容が、前回記載したような問題、その他日本でもよく報道されているような色々な具体的な問題を例にして論証されている。

 

リーダーシップ論なのだが、リーダーに情報を提供するのは内部統制だ。リーダーに伝える価値があるかないかの判断の精度を上げるにはどうしたらよいか、提起された問題が対応すべき重要な問題かどうかの判断をそれぞれの部署はどのように行うべきか、リーダーが持つべきとされる勇気と同じような勇気が組織の構成員にも必要ではないか、など、事業計画を策定する前の段階で非常に重要となる、内部統制の基準などには書いてない、色々な参考になる指針が提供されている。具体的な感想というか、企業のリスク管理に通じそうなところを今後【予測危機】シリーズとして「番外編」カテゴリに記載していきたい。

 

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