494【番外編】エスパルスが監督を変えないワケ
2015/7/27
中国経済も、ギリシャ問題も難しいけど、今、もっと分からないことがある。なぜ、エスパルスは監督を変えないのだろうか。年間順位は、すっかり最下位に定着してしまった。ちょうど1年前、アフシン・ゴトビ監督が解任された時でも、もっと(全然)成績が良かった。
もしかしたら、地元出身でチームのレジェントである大榎監督の人気が高く、観客動員数が多いのかもしれない。そう思って調べてみると、確かにホームゲームは、昨年の同時期より1試合平均1千人以上多い*1。しかも、昨年は、大榎監督に変わってから、残留争いをしたこともあり、シーズンの終盤にぐんと観客数が伸びている。要するに、大榎監督は、エスパルスの収入に貢献している。応援団の受けも良いようだ。
ふ〜む、しかし、このままではJ2降格間違いなしだ。
J2に落ちても観客動員数は減らないだろうか。応援団も応援しがいないのではないか。それになにより、選手がかわいそうだ。ますます、日本代表に呼ばれたり海外移籍のチャンスがなくなってしまう。そうなれば、もう、良い選手を取れなくなってしまうだろう。
「チームは、サポーターのもの」と考えれば、観客が入っているうちは変えないという考え方もあるかもしれないが、さて、どうだろう。先のことを考えると、本当にこのままで良いのだろうか? それとも、「ここを耐えれば大榎監督が大成する見込み」があるのだろうか。
昨夜の“グローバルディベートWISDOM”はギリシャ問題がテーマだったが、来月は、是非、“エスパルスの監督問題”をやって欲しい。世界のWISDOMの意見が聞きたい。まあ、ありえないが。
🍁ー・ー🍁ー・ー
*1 観客数は次のホームページで調べることができる。
清水エスパルス 2015日程・結果・観客数 Football LAB
このページは2015年の情報だが、昨年以前の情報へのリンクもある。そのホームゲームを集計した結果は、次のようになった。
2015年開幕からホームゲーム10試合の平均観客数 14,810人
2014年の同じ観客数 13,664人
差引) 1,146人 2015年の方が多い。
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