« 540【CF4-13】改めて、リスクと不確実性〜不確実性があっても見積りを利用 | トップページ | 542【CF4-14】重要性とコスト制約の記述に見える概念フレームワークの役割 »

2016年1月12日 (火曜日)

541【投資】撤収〜っ! か?

2016/1/12

新年の株式相場は、みなさんもご存知の通り、最悪のスタートとなった。頼みの綱だった金曜日の米国雇用統計は絶好調だったのに、その日の米国株式は大幅に下落し、円高も進んだ。今やマーケットは完全にリスクオフに支配されている。

 

上海株式マーケットのサーキットブレーカー発動と人民元相場に見える資金逃避の動き、サウジアラビアのイランとの断交に現れている中東情勢の混迷、北朝鮮の水爆実験、原油価格の下落等々、悪い材料が、モグラ叩きのモグラのようにピョコピョコでてくる。これじゃ、株価が下落しても仕方ない。

 

ん〜、だが、マーケットは正しい反応をしているのだろうか。

 

と、ここまで書いたら、みなさんもお分かりの通り、僕は売り時を逃した。マーケットが正しいかどうかは、負け惜しみの言い訳に過ぎない。正しくないとしても、僕の運用資産が目減りしたことは間違いない。

 

とはいえ、上海市場に世界中の株価が揺さぶられている今の状況に、納得がいかない。上海市場の投資家が、中国企業や中国経済の見通しを踏まえて株を売買していると思えない。その日その日の相場の動きに惑わされ、右往左往しているようにしか見えない。

 

僕は、中国経済はもう少し小康状態を保つと思っているので、慌てず急がず、でも、他の新興国リスクに注意しつつ、しばらくしてから徐々に現金比率を上げていきたいと思う。

 

撤収といえば撤収だが、まだ、戦闘を諦めたわけではない。

« 540【CF4-13】改めて、リスクと不確実性〜不確実性があっても見積りを利用 | トップページ | 542【CF4-14】重要性とコスト制約の記述に見える概念フレームワークの役割 »

番外編」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 541【投資】撤収〜っ! か?:

« 540【CF4-13】改めて、リスクと不確実性〜不確実性があっても見積りを利用 | トップページ | 542【CF4-14】重要性とコスト制約の記述に見える概念フレームワークの役割 »

2023年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ