598【番外編】決勝トーナメント進出条件
2018/6/26
昨日の朝は、その前夜の夜更かしにも関わらずすっきり起きられた。ロシアW杯で日本がセネガルと引き分け、グループHの首位をキープしたのだ。みなさんも、月曜の朝は機嫌よく出勤されたのではないだろうか。
さて、メディアでは、次のポーランド戦に勝つか引き分けで決勝トーナメント進出が決まると報じられているが、実は、ケース分けだけで考えると、日本がグループ・リーグで敗退するのは簡単ではない。即ち、決勝トーナメントへ行けないケースは限られている。
というのは、日本がポーランドに負けた場合でも、かなりのケースで2位になれるからだ。セネガルとコロンビアの勝った方がグループH首位となり、日本が2位となるケースが意外と多い。現時点で日本がグループHの首位であることは間違いなく有利なのだ。
しかし、ケースごとのこの単純な考察には盲点がある。日本がポーランドに負けると、セネガルとコロンビアは引き分けでこの両者が決勝トーナメントへいける*1。日本は敗退する。最初から90分間引き分け狙いの試合をすることはないだろうが、疲れの溜まる試合後半に同点だった場合に日本が負けていると、この両者が引き分けで満足してしまうかもしれない。
だから、日本はポーランドに負けられない。選手たちは既にこんなに頑張ってきたが、まだ苦しい戦いは続く。これには是非応援が必要だ。日本ーポーランド戦、セネガルーコロンビア戦は28日 23:00(日本時間)から同時キックオフとなる。29日の朝は、また、寝不足でもすっきりした気分で起きられることを期待したい。
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*1 日本がポーランドに負けた場合の、日本の決勝トーナメント進出条件を考えてみよう。
・セネガルが勝てば日本の敗退はない。
コロンビアの勝ち点が日本を下回るから、日本の決勝トーナメント進出が決まる。(日本が負けても、ポーランドが日本を上回ることはない。)
・コロンビアが勝つケースでは得失点差・総得点・フェアプレーポイント次第となる。
コロンビアの決勝トーナメント進出が決まるが、日本とセネガルは条件次第。日本とセネガルは、現在、得失点差・総得点でも並んでいる。したがって3試合目で、日本がセネガル以上に大敗しなければ日本が決勝トーナメント進出。
3試合を終えて得失点差でも並んだ時は総得点、総得点も同じ時はフェアプレーポイント(=レッドカードやイエローカードの数。現時点で日本がイエローカード2枚分優っている)で決まる。
・セネガルとコロンビアが引き分けるケースは日本は敗退。
日本がポーランドに負けるケースでは、勝ち点でセネガルに上回られ、コロンビアに並ばれる。得失点差では、ポーランドに大勝したコロンビアに敵わないので、日本が敗退する。
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